Typing Guide
促音・撥音・拗音とは?
「促音」は「そくおん」、「撥音」は「はつおん」、「拗音」は「ようおん」と読みます。小さい「っ」、「ん」、小さい「ゃ・ゅ・ょ」には、それぞれこの名前があります。言葉の中でどのような音を表すのかを知ると、読み方だけでなくローマ字入力で迷う理由も整理できます。まずは三つの用語と違いを、身近な例から確認しましょう。
三つの名前は、かなが表す音の種類を示す
促音・撥音・拗音は、日本語の音を説明するときに使われる用語です。促音は小さい「っ」、撥音は「ん」、拗音は小さい「ゃ・ゅ・ょ」を伴う「きゃ・しゅ・ちょ」などを指します。
難しい名前を先に暗記する必要はありません。「っ」「ん」「ゃ・ゅ・ょ」のどれについて調べているかが分かれば、必要な入力方法にもたどり着けます。
ここが重要
- 促音: 小さい「っ」で表す
- 撥音: 「ん」で表す
- 拗音: 小さい「ゃ・ゅ・ょ」を伴う音
入力例で確認
同じ言葉の中にある三つの種類
きって・ほん・きゃく
「っ」が促音、「ん」が撥音、「きゃ」が拗音です。
促音は、小さい「っ」で表すつまる音
促音は、小さい「っ」で表される音です。「きって」「がっこう」「コップ」のように、後ろの音へ移る前に一拍つまるように聞こえます。大きい「つ」とは役割が異なり、「きって」と「きつて」では読み方も言葉のまとまりも変わります。
かなでは小さい一文字ですが、ローマ字入力では次に続く子音との関係で打ち方が決まることがあります。そのため、入力するときは「っ」だけでなく次の音まで見る必要があります。
入力例で確認
促音がある言葉
きって・ざっし・コップ
いずれも小さい「っ」のところで音がつまります。
撥音は、「ん」で表す音
撥音は、「ん」で表される音です。「ほん」「さんぽ」「こんや」の「ん」が該当します。かなでは同じ「ん」でも、前後の音によって実際の響き方は少し変わります。
ローマ字入力では、後ろの音との境界が曖昧にならないように入力する必要があります。たとえば「こんや」と「こにゃ」は別の言葉のまとまりなので、「ん」の終わりをどこで示すかが重要になります。
入力例で確認
撥音がある言葉
ほん・さんぽ・こんや
表記はいずれも「ん」ですが、後ろに続く音が異なります。
拗音は、小さい「ゃ・ゅ・ょ」を伴う一つの音
拗音は、「きゃ」「しゅ」「ちょ」のように、い段のかななどに小さい「ゃ・ゅ・ょ」が付いてできる音です。「きゃ」は「き」と大きい「や」を順番に読むのではなく、まとまった一つの音として読みます。
「きゃ」と「きや」、「しゅ」と「しゆ」は見た目が似ていますが、音の数と読み方が異なります。ローマ字入力でも、拗音を一つのまとまりとして入力する方法と、小さい文字を個別に入力する方法があります。
入力例で確認
小さい文字で読み方が変わる
きゃく / きやく
「きゃく」は拗音を含み、「きやく」は「き・や・く」と分けて読みます。
音のまとまりを知ると、入力で見る範囲が分かる
促音は次の音、撥音は後ろの音との境界、拗音は小さい文字を含むまとまりを見る必要があります。三つを区別できると、かな一文字だけを見てキーを探すのではなく、どこまでを一つの入力単位として考えるか判断しやすくなります。
詳しいキー操作は、それぞれの入力方法の記事で扱います。意味を確認したいときはこのページ、実際の打ち方を知りたいときは「っ」「ん」「ゃ・ゅ・ょ」の個別記事というように使い分けてください。
ここが重要
- 「っ」は次の音まで見る
- 「ん」は後ろの音との境界を見る
- 「ゃ・ゅ・ょ」は前のかなと合わせて見る
FAQ
よくある質問
- 促音・撥音・拗音という名前を覚えないと入力できませんか?
- 名前を暗記していなくても入力できます。ただし、「っ」「ん」「ゃ・ゅ・ょ」は考え方が異なるため、種類を区別できると入力方法を調べやすくなります。
- 小さい「ぁ・ぃ・ぅ・ぇ・ぉ」も拗音ですか?
- このページで扱う基本的な拗音は、小さい「ゃ・ゅ・ょ」を伴う「きゃ・しゅ・ちょ」などです。小さい母音を使う「ファ」「ティ」などは外来語の音を表す組み合わせとして、ローマ字表で入力候補を確認できます。
- 長音も同じ種類ですか?
- 長音は、母音を長く伸ばす音です。促音・撥音・拗音とは別に扱います。カタカナの長音符号「ー」は、Typing 4Uではハイフンキーで入力します。